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初のビットコイン先物ETFが火曜日にローンチ

米大手証券会社インタラクティブ・ブローカーズ社、米国で投資アドバイザー向けに仮想通貨取引サービスを提供開始

世界最大の証券会社であるインタラクティブ・ブローカーズ社は、本日、米国の登録投資アドバイザー(RIA)向けに仮想通貨取引を開始することを発表しました。RIAは、仮想通貨関連企業Paxos社を通じて、顧客に代わってビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の取引およびカストディを行うことができるようになります。

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RIAは、顧客の仮想通貨のポジションをはじめ、世界中の株式、オプション、先物、債券、ミューチュアル・ファンドETFなどを、カスタマイズ可能なレポートを用いて1つの画面から管理することができるようになります。

インタラクティブ・ブローカーズ社のマーケティングおよび製品開発担当EVPのスティーブ・サンダース氏はこのように述べています。

「分散化されたポートフォリオの一部として、資産のごく一部を仮想通貨に割り当てることは、着実に一般的になってきています。アドバイザーは顧客に仮想通貨を勧めたいでしょう。仮想通貨の取引を追加することは、アドバイザーが顧客のポートフォリオをうまく管理し、ビジネスを成長させるために必要な投資商品やツールを提供するという当社の継続的な取り組みを反映するものです。」

他の仮想通貨取引所やブローカーは、取引額の2.00%以上という高額な手数料を請求し、スプレッドやマークアップを価格に上乗せしています。しかし、今回のインタラクティブ・ブローカーズ社によるRIA向け仮想通貨取引の場合、手数料は月間取引量に応じた取引額の0.12~0.18%と低く、1回の注文の最低金額は1.75米ドルとなっています。また、追加のスプレッド、マークアップ、仲介手数料もありません。

金融メディアSeekingAlphaは9月に、インタラクティブ・ブローカーズ社の創業者兼会長であるトーマス・ピーターフィー氏が、仮想通貨取引の提供に関して、「かなり前からこれをやりたいと思っていた」と語ったことを報じていました。現在のところ、このサービスは米国のRIAにしか提供されていませんが、インタラクティブ・ブローカーズ社は将来的に世界の他の地域にも拡大したいと考えているようです。この分野で注目すべき会社の一つであることは間違いありません。

初のビットコイン先物ETFが火曜日にローンチ

数日前の記事では、ビットコイン先物ベースのETFがSECに承認されたことを話題に取り上げました。一般的に、このための組織の動きは、実現するまでにかなりの時間を要します。

しかし、ProShares社のビットコインETFは、早速、10月19日(火)にデビューすることになりました。同社によると、ProShares社の待望のビットコイン先物ETFは、火曜日にニューヨーク証券取引所において、「BITO」というティッカーシンボルで取引を開始します。

2017年以降、少なくとも10社の資産運用会社が、ビットコインに連動するデリバティブではなく、ビットコインを直接購入できるビットコインETFの設立許可を申請してきましたが、いずれも失敗に終わっています。しかし、SECの委員長であるゲイリー・ゲンスラー氏が8月の講演で、「先物を含んだ投資ビークルを好む」と述べたことで、ビットコイン先物ETFの申請が殺到しました。

注目すべきは、今回のProShares社のETF承認が、今月下される承認の第一弾に過ぎないということです。Valkyrie、Invesco、Van Eckの3社は、今月中に承認申請を得るためビットコイン先物ETFを提出しています。

ゲンスラー氏が先物ベースのETFを選んだことはさておき、ビットコイン先物ETF申請の第一波として、短期間に市場は大きく成長しました。SECに独自のビットコイン先物ETFの申請書を提出しているビットワイズ・アセット・マネジメント社の最高投資責任者(CIO)のマット・フーガン氏は、以下のように指摘しています。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物市場が、ビットコインエコシステム全体の中で、今や最も重要な価格発見機能を担っており、ビットコイン市場は、これほどまで発展を遂げました。」

リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。
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